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新生児低酸素虚血ラットモデルにおける水素溶解生理食塩水の神経保護作用

学術雑誌名:
Brain Res., 1256(2009), 129-137
表題:
Neuroprotective effects of hydrogen saline in neonatal hypoxia-ischemia rat model.
著者:
Cai J, Kang Z, Liu K, Liu W, Li R, Zhang JH, Luo X, Sun X(潜水医学部、海軍医学部、第二陸軍医科大学、上海 中国)

概要:
脳低酸素虚血(HI)は新生児期における脳障害の主な原因である。本研究では既存の新生児低酸素虚血ラットモデルを用いて水素溶解生理食塩水の神経保護作用を短期間および長期間検討した。
生後7日のラットの左総頸動脈結紮後90分間(摂氏37度で8%酸素)酸欠状態にし、分子水素飽和食塩水を虚血直後および8時間後に腹腔内投与(5ml/kg)。低酸素虚血の24時間後に、ラットを断頭して脳組織形態学的損傷を2,3,5-塩化トリフェニルテトラゾリウムクロリド(TTC)、NisslおよびTUNEL染色によって評価した。
急性細胞死、炎症と酸化ストレスはCaspase3活性の測定、脳に於けるIba1免疫化学及びMDA測定によって24時間経過後に診断した。低酸素虚血後5週間目に自発活動とモリス水迷路検査(行動試験)を実施した。
その結果、分子水素(H2)生理食塩水治療によりCaspase活性、MDA、Iba1レベル、梗塞率を減少させ、神経学的ならびに神経行動学的機能が長期的に改善されたことを認めた。分子水素(H2)食塩水は低酸素虚血や他の虚血関連の脳疾患の臨床治療手段として有用性があることを認めた。

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