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過酸化脂質

脂質は、細胞膜の主成分であり、また、血液中ではLDLなどのリポ蛋白として運搬されます。
脂質は、特にヒドロキシルラジカルなどの活性酸素により酸化変性され、過酸化脂質を作り出します。
過酸化脂質は、細胞膜機能を変化させたり、細胞に障害をきたし、他の蛋白も酸化していきます。
過酸化脂質が増加した酸化LDLは、血管内皮細胞を障害し、動脈硬化を来たしたり、血栓を作りやすい体質になってしまいます。

動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞

ヒドロキシルラジカルや一重項酸素といった活性酸素により、主に食事由来の不飽和脂肪酸が酸化変性されてしまいます。
酸化された不飽和脂肪酸を含む酸化LDLは、血管内皮細胞を障害し、動脈硬化をきたしたり、血栓を作りやすい体質にし、その結果、心筋梗塞や脳梗塞の発症が促されます。

糖尿病

細胞内のミトコンドリアで、ブドウ糖からエネルギー(ATP)を産出します。
活性酸素そのものや過酸化脂質は、細胞に障害をきたすため、エネルギーの生産拠点であるミトコンドリアを変質させてしまい、その結果、ブドウ糖の代謝能力が低下してしまいます。
また、インシュリンを産出する膵臓のランゲルハンス島にあるβ細胞は活性酸素の攻撃に弱いため、インシュリンの産出が減ってしまうことにより、ブドウ糖の代謝能力が低下します。
それらの結果、糖尿病を発症させるリスクが高まります。

疲労

頭を使う時も、身体を使う時も、人体は生命活動として細胞がエネルギーを作り出します。
細胞がエネルギーを作り出す際には、酸素が必要であり、エネルギーを作り出すプロセスで、この酸素は活性酸素となってしまいます。
例えば、寝不足や働きすぎ、運動しすぎといった平常時よりも頭や身体を使っている時には、当然、平常時よりも多くのエネルギーが必要となり、同時に平常時よりも多くの活性酸素が発生してしまうことになります。
この活性酸素が、身体に蓄積された状態を「酸化ストレス」と呼び、この充満した活性酸素が、DNAや細胞を傷つけ、私たちは、その状態を「疲労」として感じます。

シワ・シミ・くすみ・毛穴の黒ずみ・保湿機能の低下

活性酸素は細胞にダメージを与えるため、皮膚細胞も例外ではありません。
皮膚の組織で活性酸素が発生すると…

・真皮層にあるコラーゲンを硬直させてしまい、シワの原因になります。
・皮膚細胞がダメージを受けると、コラーゲンの産生が抑制されたり、肌が生まれ変わる周期(ターン・オーバー)の乱れを引き起こします。
・コラーゲンが減少すると水分の保持ができなくなり、肌に潤いがなくなります。
・メラニン生成に必要な酵素「チロシナーゼ」の活性化を促す物質を放出させてしまうため、メラニンが増加し、シミやくすみが増加します。

さらには、活性酸素が皮脂と結合することで、過酸化脂質を作り出し、毛穴の黒ずみとなり、
細胞内の膜の不飽和脂肪酸が活性酸素と結合することで、過酸化脂質を作り出し、リポフスチンとして蓄積すると、シミになります。

発癌

すべての活性酸素は、核酸に障害を与えます。細胞は、DNAが酸化され、障害を受けると、細胞死に陥ったり、ガン細胞へ変異してしまいます。

寿命の短縮

活性酸素は、1回の細胞分裂当りのテロメア短縮を大きくし、細胞の分裂回数を減らすので、寿命が短くなります。
また、活性酸素により、テロメアが早期に短く切断され、老化が早まります。

腎障害

腎臓では、活性酸素(スーパーオキシド)が、NADPHオキシダーゼあるいはミトコンドリアで産生されます。
腎臓では、一酸化窒素が、L-アルギニンからeNOSにより生成され、血管を拡張させ、血管を保護しますが、一酸化窒素がスーパーオキシドと反応すると、ペルオキシナイトライトと言うより強力な酸化因子が生成され、細胞障害を引き起こします。

白内障

ブドウ糖は、眼の水晶体の中で代謝されますが、糖尿病で水晶体内のブドウ糖濃度が高いと、アルドース還元酵素により還元されて生成されるソルビトールが増加して蓄積し、糖尿病性白内障になります。
老人性白内障も、過酸化脂質の増加が原因であるため、活性酸素に起因します。

アルツハイマー病

活性酸素によりアミノ酸が酸化されて生じるカルボニル化合物の量が、アルツハイマー病の患者では多く、活性酸素が進行の一因と考えられています。

炎症やアレルギー反応を活性化(アトピー性皮膚炎・関節リウマチ)

体内での活性酸素の発生が多くなりすぎると、タンパク質リン酸化酵素であるASK1が過度に活性化され、炎症性サイトカインの産生が必要以上に増強されてしまいます。
その結果、アトピー性皮膚炎やぜんそく、慢性関節リウマチといったアレルギー性疾患や自己免疫疾患は、自然免疫システムによる防御反応が異常に亢進した場合に引き起こされ、慢性的な炎症症状を引き起こします。

薄毛や脱毛症、枝毛・切れ毛・さけ毛などダメージヘア

紫外線や化学物質、水道水により頭皮で発生した活性酸素は、毛母細胞にダメージを与え、抜け毛・薄毛の原因と、活性酸素による毛根を包んでいる毛包にある色素幹細胞へのダメージが、白髪の原因となります。
また、活性酸素が皮脂やアポクリシン汗腺からの脂汗と結合し、過酸化脂質を作り出し、毛母細胞の機能を低下させ、ヘア・サイクル(毛周期)を阻害し、薄毛や脱毛症を促進します。
頭皮だけではなく、紫外線は、髪の内部の水分と反応して「ヒドロキシラジカル」を髪の内部に発生させ、キューティクルにダメージを与え、枝毛・切れ毛・さけ毛などダメージヘアの原因になります。

その他の活性酸素に起因する疾患

ストレス性胃潰瘍、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、腸管潰瘍、ウイルス性肝炎、便秘

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