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「それって本物?」

今では、医学的なヒト臨床試験の結果も豊富に出ており、テレビや雑誌、新聞でも取り上げられ、多くのスポーツ選手や芸能人も愛飲する水素水。
そのため、実際には水素が入っていない便乗商法も出回っていますので、注意しましょう。

水素水の商品タイプは、大きく分けると「水素水そのものの商品」「スティック・タイプで水素水を作る商品」「ウォーターサーバー型」「水道直結式」「水素水生成器(水素水サーバー)」の5つに分類されます。
当然、それらの違いによって“善し悪し”がありますので、自分に合った商品をしっかりと選びましょう。

水素水選びのポイント

専用ボトルやアルミパウチなどの「水素水そのものの商品」

工場で水の中に水素ガスを充填し、真空状態にして出荷されます。
圧力で水素ガスを水の中に押し込めているため、開けた瞬間にすぐに飲まなければ水素が急激に減ってしまうため保存やこまめに飲むことには不向きです。
また、ほとんどの疾患に対する臨床試験は溶存水素濃度が1.0ppm以上ある水素水を1日1L以上の飲用で行われているため、疾患や症状がある方にとっては、あまり効果を期待できませんが、1個当たり250円〜500円で売られているため、1日1個を健康維持のために飲用したい方には最適です。

最近ではペットボトルで売られている場合もありますが、採掘した時に微量に水素が溶存しているだけで、当然、出荷の工程で水素が抜けてしまいますので、手元に届いた時には水素の溶存濃度は皆無です。

金属マグネシウム系「スティック・タイプで水素水を作る商品」

プラスチック容器の中に金属(マグネシウム)が内蔵されており、水とマグネシウムの化学反応(2H2O + Mg → Mg(OH)2 + H2)を利用して水素を発生させます。

スティックの中に金属マグネシウムが入っており、そのスティックを水を入れた容器に入れて蓋をし、振ることで手軽に水素水が出来上がります。
蓋で密封して、振り続ければ(=圧力をかけ続ければ)、どこまでも水素の量は増えますが、それは決して水の中に溶け込んでいる状態ではなく、水素ガスとして容器の中に充満しているだけに過ぎず、容器の蓋を開けると瞬時に水素は放散してしまいます。
また、当然のことながら、水とマグネシウムの反応にはバラツキがありますので、生成される水素濃度が一定ではなく、さらには同時に摂取してしまう水酸化マグネシウムを過剰に摂取したり、蓄積されることで、肝硬変やアルツハイマー、不妊のリスクが生じることから、逆に健康を損ねてしまう可能性が指摘されています。

※スティック・タイプの水素水商品を飲用して「便秘が解消した」という事例が多くありますが、これは水素の効果ではなく、水酸化マグネシウムを摂取することにより“胃腸が緩んだ”だけに過ぎません。

ウォーターサーバー型の水素水

スポーツジムやフィットネスクラブなどでは、ウォーターサーバー型の水素水を見かけます。
しかし、「冷水」と「温水」も出せるよう設計されているため、生成された水素水は一旦、冷却タンクまたは温熱タンクに溜められます。
そのため、1.2ppmとか1.6ppmと記載されているサーバーもありますが、それはサーバーの内部で出来たての状態の数値であり、作られた水素水がパイプを通ってタンクに溜められ、タンクからパイプを通ってコックから出てくるというサーバーの構造上、出来上がってから数十分間後、または数時間後の水素水が出てくるため、実際に摂取する水素の濃度は記載の半分未満(温水ではほぼ0に近い状態)となってしまいます。

水道直結型の水素水

「電解水素水」や「還元水素水」といった名称で売られている水道に直接取り付けるタイプの商品は、製品の構造自体はアルカリイオン水生成器を踏襲しています。
そのため、実際に水の中に溶存している水素濃度は0.1〜0.2ppm程度の微量しかないため、蛇口を捻れば“水道水よりは良い水”が出る程度です。水素のことは度外視で、且つ飲用目的ではなく、利便性やどうせ浄水器を買うのであれば、もう少し良い水を買いたい、という方にはオススメです。

飲用する水そのものを電気分解している電解水であるため、「胃酸を薄めてしまい、胃の役割である食べ物を消化・分解する力や消毒力を弱めてしまう」「健康な人が継続して飲んだ場合は、胃の障害を起こす可能性がある」ことから、健康な方や腸が弱い方、胃腸の機能が発達していない乳幼児には不向きです。

水素水選びのポイント

水道直結型の「電解水素水」や「還元水素水」と呼ばれる商品では、医療機器としての認証を受けていますが、“良くも悪くも人体に影響がある(胃酸を薄める)”ためであり、それこそが水素水生成器ではなく、アルカリイン水生成器である何よりもの証拠です。
そのため、「医療機器認証を受けてるからすごい商品なんだ」と考えるのではなく、「なぜ、医療認証を受けているのだろう?」と疑問に思うことが大切です。


水素水生成器

アルカリイオン水生成器の問題点を解消し、高濃度な水素水生成を可能にした商品で、継続的に飲用したり、飲用以外の用途(料理や洗顔、ペットの飲用)で使用するのであれば、アルミパウチよりも断然お得になります。
水素水生成器にも様々な商品がありますが、「溶存水素濃度が1.0ppm以上と1.0ppm未満では飲用後の効果に大きな有意差が出て、1.0ppm以上では1.2ppmも1.6ppmも効果に有意差がない」ことが医学的な臨床試験で分かっていることから、判断基準は溶存水素濃度が1.0ppm以上か1.0ppm未満かが重要なポイントとなります。
そのため、疾患・症状を予防・改善する目的であれば、1.0ppm以上の溶存水素濃度があるものを飲用することをお勧めしますが、単に健康維持が目的であれば、継続的に飲用することの方が重要となるため、1.0ppm未満のものでも十分に役目を果たしてくれます。

最近では高濃度の“水素ガス”を発生させる商品もあるようですが・・・

まず、大前提として、水素が水の中に溶存できる量には限界(飽和濃度=水温や水質により気体が水に溶存できる最大値)があります。
水温21℃の純水で約1.57ppmまでしか水素は溶存することができず、水温が低いと限界値は上がり、高いと限界値は下がり、尚且つ「純水」での計算であるため、ミネラル成分等の含有量によって、限界値は下がります。
そのため、60ppmとか20,000ppmの水素ガスを発生させる水素水商品もありますが、これはあくまでも「発生させられる水素ガスの濃度」であり、「水に溶存している水素濃度」ではないことが分かります。

「水素ガスを吸うことで効果を得られる」と言うのは本当?

化学的根拠を無視して販売されているそのような高濃度の水素水商品は、「水に溶存している水素は微量だけど、高濃度の水素ガスを吸うことで効果が得られる」という宣伝をしています。
果たして、それは本当なのでしょうか?

確かに近年では、医療の救急救命の現場において、水素ガスを吸引させる治療も研究されています。また、水素ガスを用いた動物実験も多く行われています。
ただし、医療の研究で一定の成果を得られているのは、水素濃度2%であり、これは人間を基準とした場合の水素量としては900ppmに相当します。
しかし、これはあくまでもラットの場合であり、人間の場合には、果たしてどれぐらいの量で効果が得られるのか、またその量を何分程度吸い続ければ効果が得られるのかという医学的な疑問と、発生させた水素を丸ごと全部吸い込むことができるのかという物理的な疑問は拭いきれません。また、「水素の活性酸素除去作用」が医学的に判明しているのは水に溶存させた状態(水素水)での試験であり、尚且つ、水素水と水素ガスでは、対象となる疾患・症状も異なり、水素ガスは緊急時の限定的な症状のみでしか有効性は認められていないので、「水素濃度が高い方が効果がありそう」というイメージだけに捉われないように注意しましょう。

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